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WEB制作におけるタイムマネジメント

WEB制作プロジェクトを所定の期間内に終わらせるための取り組みや計画を、プロジェクトタイムマネジメントといいます。タイムマネジメントをするには、必ず各アクティビティの開始予定日と終了予定日を設定し、完全にリソースが確定するまではあくまで暫定のスケジュールとしてプロジェクト計画が発注者に承認されて実際にWEB制作が始まるまではしっかり改訂を繰り返したほうがいいと思います。

タイムマネジメント作成手順としては、まずはWEB制作を行うために必要なアクティビティを定義し、定義したアクティビティを効率よく進めるため文書化した上で、その順序を決めます。そしてそのアクティビティを実行するにあたって、それぞれどんな機材が必要で、どれだけの人員やその他消耗品が必要になるか。また、個々のアクティビティが実際にどの程度時間をかけたら完了するか、作業時間の見積もりを行います。そうしてアクティビティが決まったら、初めてスケジュール作成を始めます。アクティビティの順序、所要時間、必要な資源、スケジュールを進めるための制約条件を改めて並べて分析して、プロジェクトスケジュールを作成します。

また、スケジュールの作成方法はは大きく分けて3種類あります。まずはマイルストーンスケジュールです、これはスケジュール全体の中に、節目節目に中継点を作りその間にスケジュールをおいていく手法です。一定間隔まで進めて、また次の一定間隔で、と進めるので足並みは揃いやすく、目標に動きやすいですがスケジュールのズレが生じた場合関連したタスクがすべて遅れる可能性もあります。次がサマリースケジュールです、これは着手のタイミングと完了のタイミングだけを共有する、かなりざっくりとしたスケジュール方法です。即ち「これをいつまでにやる」というものです。途中経過が分かりづらい代わりに、柔軟性があります。最後に詳細スケジュールです、これは個々人レベルで必要なタスクまですべてスケジュールに盛り込んだものです。何をいつまでにすればいいかわかりやすい反面、何かあった時にすべてが大きく変更になるリスクもあります。